24(木)12時現在、桟橋前の水温は17℃です。ここ数日は曇りの日が続いており、それに伴って水温も少しずつ低下しています。特に朝晩はしっかり冷え込むようになり、日によっては冬の装いでも良いほど寒さを感じる場面も出てきました。
水温の低下とともに水質もかなりクリアになってきており、場所によっては底がはっきり見えるほどになっています。個人的には、少し雨が降って適度に濁ってくれるとありがたいところですが、大雨で濁りすぎてしまうのも困りもの……なんとも贅沢な悩みではありますが、釣り人にとっては水の色ひとつでも気になる季節です。
☆バス情報☆
最近、少しずつ水温が下がってきている影響で、鯉釣りにおいて釣果の差が目に見えて出るようになってきました。特に顕著なのが、「しっかりと底を取れているかどうか」という点です。初夏から秋の入り口にかけては、鯉が落ちてくるエサや少し浮いてるエサにもよく反応していましたが、この時期になると、底に沈んでいるものをついばむようにして食べることが多くなってきます。つまり、エサがきちんとボトムまで届いているかが、釣果に直結する重要な要素になってくるのです。
そしてこれは鯉に限った話ではありません。ブラックバスにおいても、これからの季節はボトムを意識した釣りが重要になってきます。あと1カ月もすると、メタルバイブを使った釣りをされる方が増えてくると思いますが、そうした釣りでも「底を取れているかどうか」が、やはり大きなポイントになります。ダウンショットやノーシンカーのズル引きなどもこの時期によく釣れるリグですが、共通して言えるのは「いかにボトムから浮かせず、丁寧に通せるか」ということです。ルアーがしっかりと底を這っているかどうかで、釣果が大きく変わってきます。
気温・水温の低下とともに魚の動きも繊細になっていきますので、これからの時期は「少しの丁寧さの差」がそのまま「明確な釣果の差」になって表れてくる季節です。今一度、タックルやリグのバランス、アプローチの精度などを見直して、秋〜冬の釣りを楽しんでみてください!

















































