今週も鯉・フナ・バスなどのスポーニングが
続く1週間でした。
初夏を思わせるような気温の日もあり、
例年よりも早めに水温が上昇しています。
ゴールデンウィークを前に弁慶濠全体の景色を
ご紹介しながら最新の状況をレポートいたします。
先週の20日あたりからアフターの魚が増え始め、
釣れるようになってきました。
20日には黒澤さんがフリックで45オーバーをゲット
22日には石橋さんが人生初バスをゲットされました。
26日は火・水曜日とプレッシャーがかからなかったからか
バスの活性が良好で随所で良い型が出ていました。
上の写真は井口さんの43cm。
26日小松さんは午後からの釣りで良型をゲット。
黒澤さんは46cmを
梅田さんはスピナベで1kg弱の良型をそれぞれゲットされました。
今週は全体的に活性の高い1週間でした。
それではフィールド全体の画像をご紹介いたします。
東側はほぼ全域をエビ藻で覆われました。
このウィードには何万粒という魚の卵が産めつけられていますので、
孵化が終わったら1ヶ月後くらいに草刈りをおこないます。
東側の水質はとてもクリヤです。
また突き当りのアシは元気よく茂っていて、水辺には
枯れたアシの上でカメが日向ぼっこをしています。
亀は死魚などを食べて掃除してくれるので有効な生き物です。
東の石垣側は産卵保護エリアとなっています。
5月下旬くらいまで保護エリアとなっていますのでご協力ください。
弁慶橋から浮き桟橋周辺も最近はよく釣れています。
浮き桟橋の隣には井戸ポンプが稼働していて大量の
地下水を噴出しています。1年中12℃の水温で流れを
形成しており、また釣り堀の金魚やマスなどが脱走して
泳いでいますので、それを捕食しようと大型のバスが
回遊しています。
ボート乗り場から西側には濠がストレートに続いています。
この辺まで来ると水質はやや濁りが入ってきますが
まだ透明性を保っています。
中央は水深もあってこの辺はウィードも少なめで巻物なども
使えます。またニジマスの1級ポイントです。
高速側はなだらかなシャローが形成されネスト(産卵床)も
多く見受けられます。シャローから間隔をおいてウィードが
繁茂しており、バスがその間を行ったり来たりすることが
よくあります。捕食のスイッチが入りやすい傾向にありますので
釣れるチャンスがあるでしょう。
途中、森側に赤い橋がありインレットとなっています。
ここには水の中に様々なストラクチャーが点在しバスの
ポイントとなっています。
ここから更に西側へ進むと右カーブとなります。
この辺まで来ると水に濁りが入っている時が多くなります。
またエビ藻はほとんど見受けられず、金魚藻にトロロのような
珪藻類が付着している状態となります。巻物は使いにくく
なりますが、ワームによる釣りやショートキャストで藻の
周辺をクランクで攻めることができ、藻の下からバスや
雷魚が現れてルアーにヒットするケースも多々あります。
カーブの外側は地下鉄の躯体があってブレークを形成
しています。このブレークに沿って魚が寄っていることが
多いです。この地下鉄の躯体は赤坂見附駅に向かって
高速に沿って埋設されています。
下の写真はカーブから西側を写したものです。
カーブから約200mくらいで突き当りになっています。
左側は高速が濠に沿って
また右側はオータニの森があり、オーバーハングしています。
この森のオーバーハングはたくさんの魚が生息していますし、
2か所ほど水の流入などがあり良いポイントとなっています。
また倒木などが沈んでいる所もあって、そこにバスや雷魚が
付いていることがよくあります。
オーバーハング下は絶好のポイントですが、突風など天候の
悪いときは上から大きな枝が突然落下してくる危険性が
ありますので、悪天候の際は入り込まないようにして下さい。
西の突き当りも東と同じくアシが繁茂しており、
バス・雷魚・鯉などが生息しています。
弁慶濠は全体で700mほどの長さがあります。
週末になりますとたくさんの釣り人や観光のお客様で
にぎわいます。
皆さんそれぞれ譲り合って楽しい時間をお過ごしください。
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