2013年12月21日土曜日

フィールド状況

晴れ 気温2℃ 水温5℃
風のない快晴の朝です。 日当たりが良いところではポカポカとしています。
昨日の雨で幾分増水して笹にごりとなっています。
先日までシャローにたくさんいたギルも姿が見えなくなりました。
いよいよ本格的な冬の到来といった感じです。
これから来年の2月いっぱいは、朝7時ころに放射冷却が発生して
地面がいっせいに凍って、弁慶濠にも氷が張ります。
連日で放射冷却が続くと氷は厚いところでは3cmくらいになってしまいます。
寒さに強い真鯉もその時期にはさすがに活性が落ちてしまいます。
そんな状況でも1m近い巨大草魚は活動していて昨シーズンは小向さんが
冬バス狙いのシャッドに草魚をヒットさせました。
ようやく春めいてくる3月上旬、
産卵本能に目覚めた魚たちは低水温でも活発に動き始めます。
フナ・コイはのっこみの準備に入り、
バスはプリスポーンでシャローに出てきます。















昨シーズン1月にスーパースレッジで巨大草魚をゲットした小向さん

2013年12月1日日曜日

フィールド状況

12月1日(日) 晴れ 気温7℃ 水温9℃

このところ穏やかな晴天が続いています。
水温はついに10℃を割り込みました。
水温15度前後から繁殖し始めるとろろ状の珪藻が金魚藻にまとわりついて
金魚藻を枯らしてしまいました。
その隙間をぬってエビ藻が繁殖し始めています。
とろろ状の珪藻はエビ藻には付着しにくいようです。
エビ藻は金魚藻に比べるとルアーの通りが良く手入れがし易いので
繁殖するといいのですが、冬から春にかけて繁殖しても
初夏からの金魚藻の勢いにどうしても押されてしまいます。

水温が10℃を割り込んでバスの姿は見えなくなりました。
小型のものは水草のなかで活性を維持して捕食を続けていると
思われますが、中型から40UPはおそらく水草のボトム近辺で
じっとしているのでしょう。
このフィールドは湧き水や温排水などがありませんし
水深もそれほど深くないのでバスの活性は低下の一途をたどります。
去年は12月に寒気が到来して水面が氷結しました。
今年も長期予想では大寒気団が来るということですので
12月あるいは1月頃には氷結するかもしれません。

冬になると到来する川鵜が今年も3羽ほど来ています。
川鵜は大食漢で、放置しておくと、暖かい時期に生まれた小型の魚
(フナ・鯉・バス・モツゴなど)を一冬で食べつくしてしまいます。
全国でこの川鵜の被害が報告されており、厄介な存在になってしまいました。
冬の期間の川鵜の被害を最小限に抑えるため、追い払わなければなりません。